前回 “ほしの市” の事前説明会のお話を書きましたが
先日、追加でもう一度開催しました。
今回もたくさんの方にお越し頂き感謝しております
「なぜほしの市をやりたいと思ったか」という事を
その日のご挨拶としてお話ししましたが
その内容を文章化したいと思います…（やっと）
きっかけはもちろん(いやいや参加した）リノベーションスクールです。
でも、スクールが終わった後は「面白そうだからやりたいけど
誰かがやってくれるのをお手伝いできればいいな～」くらいの気持ちでした。
そう、もともと自分から率先して何かをやり始めるタイプの人間ではないので
で、スクール後に何度かミーティングをしたものの
なかなか全員が集まる時間がとれず、段々みんなの熱も冷めていった様に感じましたし
私自身も日々の仕事に追われ、何も進まない日が過ぎていきました。
そして、ある日私の心に火をつけたのは…
知人に誘われて行った“岐阜県海津市の千代保稲荷の月並祭”です。
毎月月末に開かれるお祭りで、平日にもかかわらず夜遅くまで賑わっていました。
店舗があるお店も、露天のお店も、来ている人たちも
みんな笑顔で活き活きしていて仲良さそうで…
きっとこのお店の人たちに会う為に遠くから沢山の人が来ているのだと思い
そしてそれらが、私の頭の中でサザンクロス商店街と重なり
膨れ上がる興奮と妄想をいっぱい抱き帰って来ました。
サザンクロス商店街もこんな風に人と人が交わる場所になるといいな、
少しづつ変わっていく商店街を、商店街に居ながら感じたいな、
そういう変化に自分も少しだけ関わっていられたらいいな、って。
私が建築という職業を続けてきたのはこの為だったの？
神様にあたえられた職業だったの？とか思っちゃいました…へへっ
（全然信仰心は無いですけど
）
たくさんの人に「なんでこんな事やってんの？生まれ育った場所でもないのに」と聞かれ
いっぱい考えた結果、たどり着いた答えは…「自分がやりたいから」
誰かの為じゃなく、街や市の為じゃなく、自分がその移り変わりを「見たいから」
仕事をして…お昼に美味しいパンとコーヒーを買いに行ったり
暖かい日に…ぶらっと砂山稲荷にいってひなたぼっこしたり
夜まで仕事がかかる日は…途中でお夕飯（＋お酒）を食べに行ったり
徹夜で仕事しちゃった時には…事務所から明るくなる商店街を見たり
とにかくそこに居たい、って思ったからです
そんな風に街をちょっとだけ楽しくする事を、自分ごとにしたいと思いました。
そこまで考えた事を同じスクールのメンバーに話した所
みんな私の為じゃなく、やっぱり自分の為に
一緒にやりたいと言ってくれ、ほしの市Vol.0の開催に至りました。
ほしの市を開催するにあたり、たくさんの人と出会いお話をするうちに
実はやりたい事があるけど実現できないと思っている人がたくさん居る事に気づきました。
子育てでいそがしいとか
両親の介護があるとか
家業を手伝わないといけないとか
本業を辞めてまでの勇気がでないとか
そんな色々な事情があっても、自分のやりたい事が出来る場があるといいな～と思い
新しい働き方や、新しい受け入れ方を探して
新しい繋がり方を作れていけば、もっともっと楽しい事が増えるはず。
誰でも好きな事の為には頑張れるから。
好きな事を楽しんで頑張っている人には、周りを楽しくする力があると思います。
そんな姿を見た人たちが、今度は自分も好きな事の為に頑張れる様に。
小さなチャレンジが生まれ点となり、そのチャレンジが繋がりあって面になり
街として愛される…ほしの市が、サザンクロス商店街が
そんな場所になれるといいなぁ…と思い「株式会社 浜松家守舎CON」が生まれました。
的な事をお話ししました。
暑苦しくて、まじめでごめんなさい
ここはふざけちゃいけないと思いましたので熱く語りました。
そして、後のアンケートで
「一歩踏み出す勇気がもてました」とか
「想いに共感できます」とか見て・・・
また泣きました（笑）
）
