あっという間に12月も間もなく終わり・・・
もうすぐ一年が終わろうとしている先日。
約3ヶ月前に仕事帰りに後ろから追突され
修理に出していた
私の可愛い可愛い車が修理を終えて帰って来ました
今回は長い入院でした。まさかの年越し?と思ったりもしてました。
フォルクスワーゲンのタイプⅢという車で
私の中では “ バリ吉 ” と呼んで可愛がっています。
元々は主人のワーゲン好きから始まったのですが
今では信号待ちの時にふと横を見て、ガラスに映った姿を見ては
「 いや~、やっぱ格好良い車だなっ
」 とか思っている
親バカならぬ車バカ
になってしまいました。
この車はもう随分長い事乗っているのですが古い車という事もあり
調子が悪い時が多々あったり、エアコンが効かなかったりと
色々大変だったので一時期手放そうと思った事もありました。
何より当時お願いしていた車屋さんと、性格的にどうしても合わず
車検を出しに行くのも、修理に出しに行くのも
かなりのストレスを感じる様になっていました
こんなに嫌な思いをしながら乗らなくても・・・と新しい車を探し始めたのですが
あちこち探しても乗りたい車が見つかりませんでした。
・・・てか 「 やっぱり “ バリ吉 ” が一番だ
」 と実感したんですね~。
で、 tom 君 に知り合いのワーゲン専門の車屋さんが居ると言う事で
紹介してもらい見て貰ったのですが
「 前の車屋さんがかなりオリジナルにいじってまして・・・
ここから僕が手を入れるのはちょっと・・・難しいかと・・・ 」
やんわり・・・断られてしまいました
私にとってはもうここでお願いできなければ
“ バリ吉 ” は手放すしかないと思っていたので、今思い返すと恥かしい程に
“ バリ吉 ” に対する思いみたいな物を熱く語ってしまいました
しかも最後には泣き出してしまうという手の負えなさっ・・・あははっ
自分の立場に置き換えた場合 ※ 過去にあります。
人が設計して途中まで打合せをしたものを
途中から引き継ぐというのはとても不本意な仕事です。
物を造る時、はじめの発想やプロセスや思い入れというのは
完成品に大きく影響すると思います。
そこを飛ばして途中から手を加えるというのは
自分のポリシーやプライドを削る必要もありますから・・・。
分かるだけに無理にお願いする事ができませんでした。
思いは届かずその電話では、やはりお断りをされしぶしぶ電話を切りました。
1週間位たった頃、その車屋さんから電話
がありまして
「 自分の周りの人に今回の件を話した所 みんなから
“ お前がやらなくて誰がやるんだ ” と言われ
色々考えてみたんですけど、お引き受けしようと思いまして 」
という事を告げられました
うそ~ん。諦めていたのにぃっ?
本当に本当にうれしかったです。
今でもこのお話を人に話す時、少しだけ泣きそうになります。
ふかいいっ
という事でお陰さまで今でも “ バリ吉 ” と仲良くさせて頂いていますし
車屋さん ( 磐田のフォアフロントさんといいます! ) には
感謝してもしきれないほど感謝しています。
久しぶりに乗って・・・やっぱ格好良いっす
バカ