「円頓寺商店街の奇跡」を読んで

「円頓寺(えんどうじ)商店街の奇跡」を読んで…って

読書感想文みたいですけど…読書感想文です(笑)
円頓寺商店街は…
現在の名古屋駅から徒歩20分くらいの場所で
長久山円頓寺の門前町として発展し
名古屋で最も古い商店街の一つといわれる歴史ある商店街です。
そして以前は名古屋の中心的な場所だったのが
新しい名古屋駅ができ、さらに市電が廃止になり
段々と賑わいが薄れてしまった商店街。
街再生のまったく新しいビジネスモデルがリアルに書かれています。
しかも現在進行形で。
以前ふとしたきっかけでこの街を知り
近くまでは行っていたのですが
その時はそういう目で見ていなかった事もあり
どうしても訪れたくなり…先日行ってしまいました。
米蔵を利用した酒造会社が経営する日本酒バーや
昔の佇まいそのままのどてやき屋さん
古い建物をリノベーションした喫茶店や
同じくリノベーションされた靴の修理屋さん。
味があって、ノスタルジックで…たまりませんでした

こういう場所が、昔の面影を残して存在している事は
なんてすごい事なんだろうとただただ嬉しく思いました。
本を読み進むにつれ…
私達が今 「 浜松家守舎CON 」 でやろうとしている事は
きっと間違いではないはずだと感じています。
もちろん…歴史も、規模も違うけど
想いと、妄想は同じなんじゃないかなーと思います。
・はじまりは小さな個人の想いからだということ
・自分が商店街の中に入ろうとしたこと
・ものがたりを大切にしていること
・時間をかけてゆっくりと進んでいこうとしていること
・大切なのは「人」だということ
・そしてなにより…商店街を愛してしまっていること
円頓寺商店街が動き出して10年…26店舗のシャッターが開いたそう。
「サザンクロス商店街」も10年後、少しでもシャッターが空いて
おとなもこどもも、心地よいおせっかいをうけながら
たくさんの人に愛される笑顔のたえない商店街になっていますように